EV
XLC Line Array Speaker System |
X-Line
Compact = XLCシステムは、上位機種X-Lineの基本デザインコンセプトに基づき、劇場、ホール、体育館、屋外など、水平に広くカバーする必要性のある中規模空間におけるコンサートSRやイベント等に対応できる、コンパクト・ラインアレイ・スピーカシステムです。 フルレンジキャビネット(XLC127DVX)4台以上でラインアレイとして動作し、最大で16キャビネットのアレイが可能で、この場合低域までの指向性コントロールが可能になります。 |
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写真は渋谷公会堂での使用例 |
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XLCシステムはX-Lineで証明された非対称ユニット配列になっています。 中域セクションでは、適切なホーンローディングと指向特性コントロールを可能にするウェーブガイドに、6.5"ミッドレンジユニット2個を縦に配列、セクション全体を中央でなくステージ側に配置。 この非対称配列ユニットによって、各帯域・各ドライバーが全て一垂直線上に整列する事から、左右に振り分けたユニット配列により生じる中域の位相干渉を無くし、広く均一な水平放射を可能とし、優れたヴォーカル明瞭度とステレオイメージが得られるようになっています。 ラインアレイシステムでは、波長の短い高域において、円筒状波面を発生させる線状音源をいかに形成するかがキーポイントになります。 中央に配置された高域セクションには、X-Lineと同じ、「Hydra」垂直平面波ジェネレーターが2個使用されています。「Hydra」は位相特性を保ちながらドライバー出力を平面波に形成し、高域ウェーブカイドに導く役割を果たします。 曲線状アレイを構成するときもキャビネット前部に間隔が出来ないので、垂直波面合成コヒーレンスを損なうことなく、アレイ全体が、全体域にわたる理想的な線状音源として適切に動作します。 「Hydra」は難条件下においても、従来にないサウンドの透明感と均一性が得られます。 |
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XLCシステムには、キャビネット一体型フレームと、専用のハードウェアによる、安全で、使いやすいリギングシステムが内蔵されています。 前部連結機構は、連結部をフレームの中へ見えないように格納でき、可搬性や外観をそこないません。 また、別部品保管の手間や紛失・欠品の心配がなくなりました。 後部にはシングルピンリギングを装備、キャビネット角度と方向付けが素早く簡単に調整できます。 ラインアレイシステムでは、エリアの形に応じて、各キャビネットを直線状アレイや、曲線状アレイ、またその両方を共有した「J」型アレイなどに構成する必要があります。 これら全てが、簡単スピーディーにセットアップできるようになっています。 アレイ音圧計算ソフトウェア「LAPS(ライン・アレイ予測ソフトウェア)」により、プラン段階での音場予測が可能で、空間に最適なアレイ構成とリギング情報を素早く得ることが出来ます。 現在XLCシステム用DSPにはFIRフィルタを搭載した機種を使用し、優れた位相特性とフラットな周波数特性が得られるシステムに進化しています。 |
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EV XLC-127DVX |
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EV
XLC-118 |
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